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基礎工事(きそこうじ)


基礎工事の種類は、構造により「独立基礎工法」、「布基礎工法」、「ベタ基礎工法」の3種類に分けられます。一般的な一戸建て住宅に用いられるのは、「布基礎工法」と「ベタ基礎工法」です。「布基礎工法」とは建物の外周部分と壁の通る部分にのみ基礎工事を行う方法、「ベタ基礎工法」とは建物下の地盤全体に基礎工事を行う方法です。面で家を支える構造の「ベタ基礎工法」は、線で家を支える構造の「布基礎工法」より工事費用は掛かりますが、耐震性に優れた強い家を建築することができ、また、軟弱地盤でも「不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)」を起こしません。最近は、一般的な一戸建て住宅でも耐震性を重視する傾向にあり、特に阪神淡路大震災以降、住宅の基礎工事の主流は「布基礎工法」から「ベタ基礎工法」に移行しつつあります。




ベタ基礎(べたぎそ)



「ベタ基礎工法」は、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。しかも、軟弱地盤でも「不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)」を起こしません。地面をコンクリートで覆うので防蟻対策としても有効で、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあります。
 

布基礎(ぬのぎそ)


「布基礎工法」は、連続一体化している基礎をいいます。 土台の移動、浮き上がりを防ぐためにアンカーボルトを緊結します。布基礎の断面形状は上部からの荷重を分散するため逆T字型にして、底面を広くします。底面を広げた部分を「フーチング」といいます。外周部の布基礎は、床下の換気が充分にできるように床下換気口を必ず設けます。また、間仕切壁の下部にも内部換気口として設けます。